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法人設立ストーリー

突然、放り出された子供たち

2012年、長生村のある認可外保育園が突然閉鎖することになりました。
その結果、そこに通う子供たちとそこで働いていたスタッフが
路頭に迷うことになりました。

「園児たちが途方にくれてしまう。何とかできませんか?」
と保護者様から当時のスタッフに数多くのご依頼を頂きました。

そこで当時、職員だった横山良子がその惨状を見かねて一念発起。

2013年6月に弊社の前身となる
認可外保育園 SUNZファミリ-チャイルドケアセンタ-を設立。
認可外保育園、兼、学童保育園をスタートしました。

知ってしまった子供の貧困という現実

あるとき、順風満帆に見えた保育事業ですが、 私たちが知らない現実を目のあたりしました。

それは遊ぶこともなく急いで帰る子供たちが言っての割合でいるのです。
そして、この子ども達から教えてもらった現実こそが貧困問題でした。

子ども達が急いで家に帰る理由は、朝早くから夜遅くまで働く
母親に代わって、家事をするためだったのです。

母が働きに家を空けるために小さい体で大きな洋服を洗濯し、料理し、
兄弟や姉妹の世話をしている家庭が一定の割合でいたのです。

その時、やっと目に見えにくい子どもたちの所得格差に はじめて気づくことができたのです。

・孤食・貧困・親の精神疾患・ワーキングプア
・学ぶ機会のはく奪・栄養失調・自然災害

などの問題が見えてきたのです。

そして、まずは私たちができることとして、 小さなイベント活動を行いながら、
地域の子供たちにも 食事の提供などを行うようになっていきました。

今、動かなければならない

そこから私たちは色々と調べることになったのですが、
調べれば、調べるほどに驚く結果でした。

日本の貧困率の高さは国際的に見ると、
米国(16.8%、2015年、資料OECD、以下同)に次いでG7中ワースト2位。
さらに、ひとり親世帯ではOECDの加盟国ではワースト1位の貧困率だったのです。

自分たちにも何かできることはないか?
誰かが助けるのを待つのではなく、今すぐできることはないか?

もっと困っている子供たちに手を差し伸べることはできないのか。
働くご両親への手助けはできないのか…。

来る日も来る日も考えました。

そこで、活動規模を大きくするために法人化を決定。
2017年に千葉県知事よりNPO法人としての認可を頂き
今では2つのボランティア活動を推進しています。

1つ目が、貧困や災害で苦しんでいる方をはじめとした住宅確保要配慮者への
民間賃貸住宅への円滑な入居の促進を図るため、住宅確保要配慮者に対する住宅支援事業。

2つ目が、貧困で苦しむ子供たちのためへの子ども食堂活動です。

どちらの業務も子供たちが生まれ育った環境や親の格差によって
苦しむことがないように、行政と連携を取りながらさらなる支援活動を
することが大事だと考えています。

子どもたちの命や人生を守れるのは大人であり社会です。

所得格差で平等な生きる権利が侵されないように日々、活動することが
私たちの使命だと思っています。